うわーーん!隊ちょったらいっつも嶋のこんな可愛い笑顔を独り占めしてるんですねー! うらやましいったらありゃしない〜〜!壱さんありがとうございます〜というわけで隊ちょおたおめ版をお礼と言う名の押し付けで勝手に妄想させて頂きました。(迷惑行為ごめんなさい) |
+++ もし、隊ちょの誕生日だったら・・・ +++ ![]() |
「隊ちょー!お誕生日おめでとうございますぅ〜」 えへへ〜〜〜今日はおめでたいですよ〜〜――と日本酒片手に無邪気な笑顔で笑う嶋本。 「・・・・・飲みすぎだ、今日はもうその辺にしておけ」 そう言うなり真田は嶋本の手からとっくりを取り上げにかかった。 「いや〜〜取らんといてくださいよぉ〜〜隊ちょーとおめでとうの乾杯するんですからぁ〜〜」 「・・・・・」 「はーい隊ちょはこのおちょこね〜〜、で、俺はとっくりー!」 と酒を注いだおちょこの方を真田に渡し、自分はとっくりから直飲みしますとばかりに乾杯すべくとっくりを目線高く掲げる。 「・・・・・嶋本」 「はーい、なんですかぁ?」 「もう14回目だぞ・・・乾杯するの」 先程からほろ酔いを通り越した嶋本が、真田に何度も乾杯をしようしようと酒を注いでくる。 「えっ・・・そうでしたっけ??・・・アレ??まぁお祝いなんですから、何度乾杯やっても大丈夫ですって〜〜」 自分が乾杯魔になっている事に自覚がないあたり嶋本にしては相当酔っている証拠だ。 「・・・これが最後だからな」 「はーい、最後にしまーす。それじゃあカンパーーーイ!」 飲みすぎだとわかっていながらも自分の誕生日を祝ってくれる嶋本がとても楽しそうで、そんな嶋本を真田もずっと見ていたいという思いから、酒を飲み続ける嶋本を強く止める事が出来ず、「これが最期だからな」と先程から何度も言いながら、何度も「最後の」乾杯に付き合っている真田だった。 *** 「さっ、帰るぞ嶋本」 「え〜〜〜もう帰るんですかぁ〜〜」 飲み足りないっすよ〜〜もっと飲みたい〜〜――と連れて帰ろうとする真田に向けてイヤイヤをする嶋本。左手に握られている中身はとうの昔に空っぽになったとっくりすら未だに手放そうとせずしっかり握ったままだ。「何が飲み足りないだ。十分飲まれているぞ」と言っても「自分は酔ってない」と言いはる世の酔っ払い達の例に漏れる事なく、この時嶋本も「俺全然飲まれてませんよ〜〜やだな〜隊ちょったら〜」との返答。 真田は一向に動こうとしない嶋本を腕をひっぱって立ち上がらすと背に担いだ。いつもの嶋本なら「ちゃんと歩けますから」と拒絶してくるであろう場面だったが、思考が短絡化しているのか「わーい!隊ちょーの背中やぁ〜〜おんぶなんて久し振りやぁ〜」と真田におぶられた事をキャッキャと喜んだ。 完璧に酔っているな・・・ 「明日も早い。帰って早く寝ないと」 と背中の嶋本に向かって言った所、 「えっ!早く寝る!?」 すごくビックリしたような声で復唱された。そして、 「いややわ〜〜隊ちょのえっちー。」 とニヤニヤした声で続ける。 ?? 「そんな急かさんでも、まだまだ夜は長いですよ〜。今日は隊ちょの誕生日やし俺も頑張りますからねぇ〜〜」 !! えへへ〜〜と真田の肩に顔をうずめながら笑う嶋本。 「・・・何バカな事言ってるんだ」 「バカな事ちゃいますよ〜今年の誕生日プレゼントは何を隠そう「俺」ですからね〜〜。ちゃんともらってくださいよ〜〜」 と言うなり嶋本は背後からん〜〜〜と首を伸ばし真田の右頬にチュッとキスをした。 えへへ〜〜〜 「・・・わかった。ではありがたく頂く事にしよう」 おわり☆ |
もう壱さんの嶋の笑顔が可愛すぎてずっと笑ってるお話がいいなと思ったらとんだ酔っ払いにしてしまいました。きっとアレです。「誕生日プレゼントは「俺」だなんて酔ってないと言われへんっちゅーねん!」と恥ずかしさを振り切るようにガンガン酒飲みつづけた結果飲まれてしまったとか… そしてこの後家に帰り着いて嶋が頂かれちゃったのかどうかは隊ちょと嶋、二人だけの秘密です。笑。 人のふんどしで相撲を取るように頂いた絵で勝手に妄想SS書いてすみませんでした。 壱さん本当に素敵なイラストをありがとうございましたっ! |
☆壱さんから頂いた素敵イラストの大きい版はコチラ☆ |