恋人同士のABC★
もとい
真田のABC
嶋本の悩み 「はぁ〜〜・・・」 「?どうした嶋本?ため息なんかついて。何かあったのか?」 「何かあったらいいんですけどね〜」 「?」 「隊長」 「何だ?」 「俺らって一応これでも恋人同士なんですよね?」 「それ以外の何だと言うんだ」 「ですよね〜〜。はぁ〜〜」 「先ほどから話が読めないのだが・・・」 「恋人通し言うたら、手えつないだり、キスしたり、それ以上の事とかやって当然ですよね」 「そりゃ恋人同士だからな。お互い合意の上なら何の問題もないだろう」 「・・・隊長。俺隊長と恋人になってからそういうことされたことないんですけど」 「!!!」 「隊長ってすごい押せ押せやけど実は俺と手えすらつないだことないって気い付いてました?」 「・・・・・」 「あまりに隊長が何もしてくれへんから、俺って魅力ないんかな〜〜ってめちゃくちゃ不安になってもたり…」 「そんなことないぞ!嶋はとても魅力的だ!」 「だったらたまには手ぇ出して下さいよ!」 「・・・わ、わかった。」 「俺いつでもバッチ心の準備できてますから!」 「善処しよう」 つづく★ 次回、「もう奥手とは言わせないぞ(その壱)」の巻 |