2月22日(サナシマ+ヒヨコ編) 「はぁ〜2月22日はニャンニャンする日ったい。オイも恵子たんとニャンニャンしたかぁ〜〜」 「ニャンニャンするって何するの…?」 「うわっ!サブッ!いくらDT君でもそれはヒドすぎったい!」 カチーン!! 「だからメグル君はどうしていつもすぐ話をそっちに持っていくかな〜!」 「いや、兵悟…今の流れではメグルがそう言うのは最もだと思うぞ。」 「そんなぁ〜タカミツ君まで」 「残念じゃったな」 「みんなして俺を仲間外れにするなんてヒドいよ」 (いや、仲間外れとかそう言う次元じゃないだろ…) 「何かあったのか?仲間外れと聞こえたがケンカはいかんぞ」 「「あっ!真田さん!」」 「どうかしたのか?」 「いえっ、ケンカはしてません。ただ神林が…」 「ん?」 (誰が説明すんね?) (タカミツが中途半端な物言いをしたから真田さん続きを待っちょるぞ) (元凶は兵悟なんだから兵悟が言えよ) (え〜俺が言うの〜) (((早く言え!))) 「あのですね・・・」 「ん?」 「2月22日はニャンニャンする日だってメグル君が言うんですけど、俺ニャンニャンする意味がわかんなくて・・・」 「そうか・・・」 (そうか、って真面目な顔で聞く話なのか?) 「で神林、誰かに答えは教えてもらったのか?」 「あっ、いえ、まだ・・・」 「はい!真田さんに質問ったい!真田さんは22日ニャンニャンしますか?」 (ちょ、メグル!お前何聞いとんじゃ!) (どうなっても知らんぞ・・・) 「22日か。その日の当番予定は・・・、当直か。まぁ出来ないことはないな」 「「「「えっ!?」」」」 (オイ、当直に当たっててどうやって出来るんだ!?) (基地に呼びつけるんか?) (もしかして真田さんもニャンニャンの意味ば分かってなかと?) 「基地で、ニャンニャン…ですか?」 「当直だから、するとなるとそうなるな」 !!! 「ますますわかんなくなってきたぁ〜!」 (ワシ等は真田さんがわからんようになってきた〜!) 「何をお前等ピーチクパーチクやっとんじゃ!無駄口叩いとる暇あったらテキストの復習でもせんかぁー!って隊長!こんなトコにいはったんですか」 タッタッタッ 「あぁ、嶋本」 「ヒヨコと隊長の組み合わせって珍しいですね!何盛り上がっとったんですか?」 (オイ、軍曹が急に機嫌良くなったぞ) (真田さんがおったおかげで怒られんですみそうじゃな) 「知っていたか?22日はニャンニャンする日だそうだ」 「ブッ!!なっ、何やって?!」 (((ギクッ!!))) 「で、石井が俺に22日はニャンニャンするのかと聞いてきた」 「はぁっ!?石井がぁ〜!?」 ギロリ 「えっ、いや、オイは、そのぉ〜・・・」 「で、隊長は、何て答えはったんですか?」 「予定を見ると22日は当直のようなのだが、やろうと思えば不可能ではない、と答えておいた」 !!! 「お前らぁ〜〜」 ((((ヒイッ!!)))) 「俺抜きで隊長とえらい楽しそうな話をしとってんなぁ〜。何なら俺が今すぐお前等をニャンニャン言わしたろかぁ〜!(ボキボキボキッ ボキボキボキッ)」 (ヒイッ!軍曹が一気に鬼に変わったぞ) (殺されるっ!) (に、逃げが勝ちったい・・・) 「「「「すっ、すみませんでしたーー!」」」」 ズダダダダッ! 「あっ、コラ!お前等待たんかいっ!」 「ったく、いくら昼休みやからってアイツ等何しょうもない話しとるんじゃ。はぁ〜〜、隊長も。アイツ等の話なんかに付き合わんといて下さい。アホが染っても知りませんよ」 「ああ、すまなかった。ところで嶋本、」 「はい、何ですか?」 「22日だが、どこでニャンニャンするのが一番いいだろうか?」 「ブフッ!?」 「やはり個室的には浴室しかないかと思うのだが・・・仮眠室は他の者も仮眠している可能性があるし・・・」 「なっ何アホな事言ってるんですか!そんな事、きっ基地なんかで出来るはずないじゃないですか!」 「そうか・・・」 「そうです!もう今後隊長は一人の時にヒヨコとはしゃべらんといて下さい!何しゃべりはるかメッチャ怖いですわ!」 「すまん・・・」 【終わり】 ***オマケ*** 「メグル君は五十嵐機長としてみたくて、基地でもやろうと思えば不可能ではなくて、嶋本さんは指をボキボキ鳴らしながら今すぐしてやろうかと言ってたニャンニャンって、一体何なんだろう・・・。結局あの時誰も教えてくれなかったからな〜。」 DT兵悟の謎は深まるばかりだった・・・ 隊ちょの口にチャックという物は存在しません。いつ何を言い出すことやら…だから嶋はいつも隊ちょが変な事を口走らないようにずっと隊ちょだけを見てたらいいと思います。そして隊ちょも嶋だけを見てたらいいと思います。そんな二人を見た他の隊員達は「また二人だけの世界を展開してるよ…」とか「もう好きにしてくれ」とか思ってたら最高です。でも嶋は必死に隠そうと無駄な努力を惜しまないと思います。全くもってバレバレなのにね。 2006.2.26 |